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歯科用デジカメ [カメラ]

歯科用のコンパクトデジカメについての考察

ここでは、歯科用の業務用一眼デジカメではなく、一般用途のコンパクトデジカメをどのように考えて選ぶかを考察します。一眼がいいのはわかりますが、費用/スタッフの技術力やマンパワー/時間の問題などから、現在の僕の医院には不必要です。

歯科でのデジカメの用途としては、歯列全体を5枚程度で撮影する口腔内規格写真、矯正など顔貌などをとる規格写真、補綴物製作のための色調や形態を決めるための写真、腫瘍や術後の経過の記録のための写真などがあります。

歯列は保険でも認められていてとっている歯科医院も多いと思いますが、僕のところでは撮影していません。あればいいと思いますし、売り上げにも貢献(5枚で500円)するので、とるのが普通のところも多いのではないでしょうか。僕の撮影しない理由は、管理が煩雑になり、結局患者さんに比較写真を見せてモチベーションをあげるのに役立たせるような機会や時間、余裕が無く、お金だけのために撮影する気にもならないからです。 もちろん、しっかりと役立てている歯科医院も知っていますが、多くのところではとりっぱなしで終わっていると思います。その他、スタッフの写真撮影の技術力が無いのも僕の撮影しない理由の一つです。

矯正に関しては、必要なので、とっていますが、業務用ではないので規格化されている訳ではありません。

一番多くとるのが、かぶせもの(いわゆる差し歯)の色を決めるために撮る写真です。正確にやるためには、自分のところと技工所との環境などもすべて合わせないといけないので、無理です。(やっている先生もいます。)でも、雰囲気は伝わるので、とってメール添付で送っています。

術後の経過もとっていますが、これが2番目に必要な用途です。ただし、暗い場所で奥の方のことが多いので、なかなかきれいにとれません。

 以上のことから、僕の医院に必要なデジカメは、白い歯にもピントが合いやすく、マクロに強く、色が個性的すぎず、感度がいいことです。この辺りから探してみたところ、自分で触った感じでは、ソニーのコンパクトデジカメ(液晶がタッチパネルのもの)が結構いい感じです。個人的にはコンパクトカメラは 、リコーのGRがフィルムだったころのユーザーなのでリコーもおすすめにしたいところですが、R8やGX100を試した感じでは、口の中にはピントが全然合わず、しかもピント合わせが遅いです。最近出たGX200?も気になりますが、まだ触っていないのでよくわかりません。以前は、富士フィルムのデジカメがかなり使いやすかったのですが、最近はまわりでもあまり良い評判を聞かないので今度試してみて評価したいと思っています。

ちなみに、現在は古いクールピクスにリングライト をつけて撮影しています。結構きれいに撮影できますが、白い歯の部分でLEDが反射してアイドルの目のように光ってしまうのが欠点です。この辺りが均一な光になればいいのですが...ただし、最近はリングライト対応のデジカメがあまりないので、あたらしいデジカメを買ったら、ソニーの三脚の部分につけるLEDリングライトを買うかもしれません。(ほかの会社のデジカメでもサイズが合えば使えるらしいので)


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