保証期間

保険の効かない治療の場合、保証に関しては患者さんとの同意になります。ちなみに、保険の治療でも、現在は一応保証らしきものが存在して、かぶせる治療に関しては２年間がその期間です。僕のところでは５年から１０年がその保証期間ですが、開業後３年が経過し、はじめて保険外の保証期間中の再製作になりました．ただ、保険の場合でも保険外の場合でも、かぶせたものにトラブルが起きるのは、歯科医学的にはこういう治療をしたくても、患者さんが同意しない場合に仕方なく無理に製作したような場合に多くおこります。簡単に言うと、本当なら抜歯にすべきところを、どうしても本人が抜きたくないのでしかたなくかぶせたようなときです。この場合、当然、保証はできない歯なのですが、保険的には保証しないといけなくなります。

今回のケースは、本当なら歯質をホールドするために、骨を下げるか歯を引っ張りだすかすべきところを、患者さんが却下したためにそのまま製作し、強い力がかかって土台ごと脱落してきました．もっと接着の技術革新がおこれば、そのようなケースでも問題なくなるとは思いますが、当分は難しそうですね．

ちょっと落ち込んでいます．

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